最近は、携帯電話の事業者に、楽天やLineなどの格安SIMを売り物にする事業者が多数参入してきました。通信費の節約をするには、格安SIMを活用するのは効果的です。
しかし、債務整理者にとって、格安SIMへの乗り換えはけっこうハードルが高かったです。
格安SIMの契約にはクレジットカードが必要なのがデフォ、デビットカードは使えない場合が多い
格安SIMはオペレーティングコストを低減するためにいろいろなところを省力化しています。大抵の格安SIMオペレーターは、ショップ規模を最小にして、Web受付をメインに集客しています。
Web受付の場合、紙の書類が必要ないクレジットカード払いの方が手続きが簡単になりますし、与信管理をクレジットカード会社側に任せることが出来て、リスクヘッジにもなります。
デビットカードは与信としては、契約時点の銀行預金額でしかありませんし、デビットカード支払いを申請する格安SIMオペレーターからは、顧客の預金額は分かりませんので、与信審査は携帯会社側でやらなくてはいけません。
この為、多くの格安SIMオペレーターは、決済手段をクレジットカードのみにしています。これではクレジットカードを持てない債務整理者は格安SIMに乗り換えることが出来ません。
デビットカードで支払える格安SIMオペレーターもある
その中で、デビットカードで支払える格安SIMオペレーターも少数ですが存在します
楽天モバイル
楽天モバイルは、スルガ銀行デビットと楽天デビット限定ですがデビットカード決済ができます。楽天デビットは楽天銀行の運営ですので、銀行側に与信を任せた感じになるのでしょうか。ただ、デビットカードの場合、毎月100円の手数料を取られます。
OCNモバイルOne
OCNモバイルOneは店頭やWebでの受付ではデビットカードでの受付はできないという話もありますが、電話で受け付けてもらって専用の用紙を送付してもらい、記入ご返送することでデビットカード払いもできるようです。この為、開通までの時間が数週間かかるといわれています。
UQモバイル
UQモバイルもデビットカード払いに対応しているようです。ただし、三菱UFJとみずほのJCBは非対応との事です。回線速度から言うと、au直系のUQは比較的回線が安定しているのが強みです。
mineo
mineoもデビットカードが使えるとの事です。
その他の格安SIMオペレーターを含め、こちらのサイトによくまとまっています。
Lineモバイル
デビットカードではありませんが、LineモバイルはLine Payカードで支払うことが出来ます。Line Payカードはプリペイ式で、Lineのアカウントがあれば無審査で入手できますので、債務整理者に優しいシステムです。料金設定もかなり安くなっていますし、TwitterやFacebookのようなSNSは通信料制限の枠外というメリットがあります。当然Lineも通信料制限には関係ありません。
銀行振込が出来るオペレーターもある
デビットカードは受け付けていなくても、銀行振込に対応しているオペレーターがかなりあります。特に大手系は大丈夫です。
Y!モバイル
ソフトバンク系のY!モバイルは銀行振込対応です。ショップも多いので、対面で受付ができます。通信速度もかなり安定していると評判です。
UQモバイル
デビットカードに対応しているUQモバイルは銀行振り込みにも対応します。回線はau系で、通信速度はかなり安定しています。ショップが多いので、ショップで対面で手続きができます。
OCNモバイルOne
OCNモバイルOneも銀行振り込みに対応していますが、電話で受け付けてもらって専用の用紙を郵送してもらい、返送することが必要だそうで開通までの時間がかかることが難点です。
楽天モバイル
楽天モバイルも銀行振込対応です。ただし、毎月手数料100円が必要です。
TONEモバイル
ツタヤが運営しているTONEモバイルも銀行振込対応です。TONEモバイルは通信料制限がない代わりに通信速度が500-600kbpsという4G時代にしてはかなり遅いスピードに制限されていることが特徴です。メールやLineぐらいしかしない場合は料金を安くできます。
銀行振り込みについてもこちらのサイトに詳しいです。
検討を重ねた結果、メイン回線をLineモバイル、サブ回線をTONEモバイルで格安SIMへの移行を完了しました。今のところ、通信費は半分以下になり、目立った不便はありません。
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