このブログを見ている方は、ご自身も何らかの形で借金返済中の方が多いのではないかと思います。
これから収入が減る可能性が大
借金返済は毎月決まった額を弁済しますので、固定費となります。出費のプライオリティも、光熱費や食費より上の最上位です。しかも金額もおそらく普通に何もなく生活している状態でなんとか払える程度の金額で返済プランを組んでいるのではないでしょうか?
でも、今回のコロナ騒動と、それに続く全世界的な不況の影響で、今の賃金が下がる可能性が高いです。
正社員の方でも、残業代の抑制が入る可能性が高いですし、残業代に関係ない管理職の方は報酬カットになる可能性が高いです。
非正規の方の場合は、雇い止めや解雇にあう可能性があります。
フリーランスや自営業の方、特に飲食業の方は開業自粛により収入が途絶える可能性があります。
返済繰延は早めに着手したほうが良いです
借金の返済については、きちんと申請することにより、返済繰延をしてくれる場合が多いです。個人再生については、再生計画作成時に比べて、収入が著しく下がった(2-3割以上)場合に、申請により、返済期限を2年間延長することができます。ただし、申請手続きは個人再生の新規申請と同じぐらい煩雑で、債権者の了解も得なくてはいけないので、弁護士費用は30万円ー50万円かかります。残債が少ないかたには取りにくい手法です。
任意整理の方の場合は、そこまで手続費用は高くないと思います。金額を調べたことはないのですが、申請を手掛けた時の弁護士さんに一度聞いてみることをおすすめします。ご自身で任意整理できた方はそんなに費用はかからないと思います。
現在、まだ普通に借金の返済を続けている人は、まず任意整理を着手することを検討することをお勧めします。任意整理もそれなりの時間がかかります。まだ雇用や収入が大きなダメージを受ける前に、道筋をつけておいたほうが良いと思います。
日経平均は最近持ち直し、20,000円復帰目前になっていますが、
https://diamond.jp/articles/-/235135
ダウ平均が大幅に下がり落ち着きどころが見えない状況です。
https://twitter.com/takutakuluck/status/1251163950202249217/photo/1
更に原油先物価格が史上初のマイナスを記録するなど、景気の先が読めない現状です。
https://chartpark.com/wti.html
少なくとも、2008年のリーマン・ショック時より実需が引き金を引いている分深刻な状態になりそうです。
少しでも早く身軽になっておいたほうが良いと思います。
僕の個人再生返済は11月までで、あと3回です。果たして逃げ切れるのでしょうか。心配ですが、僕の場合、もう粛々と進めるしか有りません。