定年まで1年を切り、会社から定年後の雇用延長の資料が回ってきました。
このご時世、雇用延長できるだけでめっけ物という気はしますが、気が重くなってきました。
基本給は3-4割減、年収4割減
役職定年になった時にも基本給が4割減になりました。この時には、管理職にはつかなかった残業代で補填することで、年収減としては3割で収めました。今回はその減った現年収に対して、更に3-4割減という計算が示されています。元の管理職だった時に比べると年収ベースで半分以下になってしまう計算です。
住宅ローンは繰り上げ返済により完済予定だが
現在、収入における住宅ローンの割合は18%なので、年収が4割減っても退職金でローンを完済すれば収入減は2割程度で抑えられます。
家族と別居して、生計を分けたことで、自分が大病しない限り、突発的な大きな出費は無いはずだと考えると、何とかなるかもしれません。
65歳を過ぎると、今度は年金生活になり、そうなると更に年収で数割減るので、そこに対する準備期間として、少なめの年収でバランスする生活設計をしなくてはいけないのかもしれません。
ひょっとして、このレベルの年収なら再就職できるのか?
一方で、減った年収は、大卒の初任給と大差ないレベルになります。現在会社では社内ITのシステム管理者として、基本的で多岐なIT知識と技能を駆使した仕事をしていますので、その経歴をうまくアピールできれば、ひょっとしたら延長雇用の年収より高い年収が得られるのではないかという色気もあります。
でも、ずっと社内で食いっぱぐれていない環境にあぐらをかいてしまっていたため、現在のIT業界で使える類の資格を一切持っていないという弱みはあります。
しばらくは延長雇用にして、他の選択肢も考えるか
あと1年を切った現状では、新たに資格を取った上で転職活動をするには時間がないので、当面は延長雇用にしつつ、他社への転職も視野に入れて、日々の生活は極力節約して、といったことになるのだろうと思います。
再生者は老後資金を貯めていることはありえないので
中年以降で個人再生や自己破産をした方は、再生時点で100万円以上の資産を持っていないのが原則なので、退職時点でちゃんとした老後資金を持っていることはほぼありえないです。そうなると、いかにしてそれなりの収入を継続させるかという点に注力する必要があります。そうなると、就労環境もそうですが、いかに健康に生活するかというのもありますね。僕の場合は一人暮らしになってしまって、身寄りがなくなってしまったのでなおさらです。