11月末に個人再生返済金の8回目の返済が終わり、残り1年となりました。
返済期間はあと1年
僕の場合は、返済は3か月に1回に設定していますので、返済回数は全12回で3年間です。2年前の11月に再生計画の確定を受け、年明けの2月から返済が始まりました。(正確には小口債権者に対しては、12月に一括返済しており、残りの6件の大口債権者に対して3年間の分割返済にしています)
その間、家族との別居や、役職定年による収入ダウンなどの色々な波乱がありましたが、金銭的には個人再生の返済を最優先にした結果、再生期間の延長申請をする事なく、あと1年で返済を完了できる見込みです。300万円あった返済金も残り100万円弱になっていますので、これから1年、新たな大きなトラブルがない限りは何とかなるのではないかと算段しています。
返済が終わってからが本当の再生
個人の信用の再生という面においては、返済期間中はまだ再生は始まっていません。個人再生者は、受任通知と官報への掲載によって、JICCやCICのような信用調査機関に事故情報が登録されます(いわゆるブラックリスト)。これは、一定期間後に消去されますが、この一定期間をスタートさせるタイミングは、再生計画の承認時ではなく、返済をすべて終えた、僕にとっては1年後の話になります。そこから概ね5年経ってから、事故情報が消去され、クレジットカードなどが作れるようになります。
まだ、返済を続けている今の段階では、コツコツと返済を続けてゆく以外にすることはありません。
生活の変化は
生活は、去年の11月に家族と別居し、今年の9月から同居に戻ったものの、同じ家にいるいうだけの家庭内別居状態になりました。家計的には、毎月一定額を渡すのと、光熱費などの公共料金を負担するだけで、日用品や医療費の負担からは解放されましたので、家計設計は非常に楽になりました。ただ、役職定年によって、収入が以前の60%程度になってしまいましたので、余裕があるわけではありません。もしも、去年の11月のごたごたが無ければ、家族が病気になったり、家電品を修理するたびに費用を請求されることになっていたと思いますので、ひょっとしたら、個人再生の返済が滞る事態が発生していたかもしれません。そういった意味では、家庭内別居になって、家計が半独立状態になったのは良かったのかもしれません。
ちゃんとした布団で、ちゃんとした部屋で寝たいですけどね。
とにかくあと一年。そしてその後5年経って、信用情報を復活させ、社会復帰を果たしたいものです。
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