個人再生を行って人生出直し中のサラリーマンのブログ

1600万円の多重債務による借金を個人再生で300万円に減額して返済したサラリーマンの話です


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個人再生 返済が始まってからの生活

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個人再生の返済が始まってから、そろそろ1年になります。その生活の中で、変わったことを書いてみたいと思います。

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個人再生で返済が始まってからの生活 

個人再生で返済が始まってから、そろそろ1年になります。弁護士さんが委任通知を出したのは3月なので、そこからだと1年半経ったことになります。

その一年間で変わったことといえば、

  1. 借金ができなくなったこと
  2. クレジットカードが使えなくなったこと

この2つに集約されます。

借金ができなくなった

借金ができなくなったのは、債務整理をした以上言わずもがななのですが、実はけっこう大変です。というのは、個人再生の申し立てをする時点で、個人保有の財産は20万円以内、現預金は100万円未満と決まっているので、フリーキャッシュフローは最大でも120万円までしか持てません。僕は70万円からスタートしました。その後、履行可能性テストで積み立てた金額が戻ってきますので、そこから弁護士費用を支払った後30万円ほど戻ってきて、僕が個人再生の認可決定を受けた時点でのフリーキャッシュが100万円ほどでした。

100万円というのは実は何かあればすぐに飛んでしまう金額であって、家族四人養っていると、子供の学費などで50万円単位でお金が動いています。更に収入の方は、賞与が平気で半期あたり30万円~50万円変動しますので、100万円しか持っていないというのは非常に心細い状態です。

幸いに今の所フリーキャッシュがマイナスに振り込む危機は訪れていないですが、いつも薄氷の上を歩いている感覚です。

自家用車にしても、今は車齢13年の車を騙しながら使っていますが、動かなくなったら数十万出して買い換えなくてはいけなくなります。更にそのときに自動車ローンは組めないので、現金一括払いにせざるを得ません。

高額な治療費が必要な病気に罹ることも心配です。大抵の病気は健康保険で高額医療費の払い戻しができるはずなのですが、一度は立て替え払いが必要だったりします。

そんな日が来ないことを祈るだけです。

クレジットカードが作れない

もう一つ不便なのは、クレジットカードが作れないことです。一番不便なのは、海外出張で宿泊するとき。海外のホテルはクレジットカードによるデポジットを行わないと泊まれないことが殆どです。キャッシュでのデポジットも不可能ではありませんが、大抵変な顔をされます。またデポジット金額も実際の宿泊費の1.5倍~2倍になるので、かなりの金額になります。デビットカードでデポジットすることも可能ですが、デポジットが実際に一度引き出されてしまいますので、戻ってくるまでの3ヶ月程度キャッシュフローが圧迫されるのは辛いです。

また、最近増えているクレジットカードによる割引やポイントなどの特典が受けられないのも、地味に損している気がします。

普段の生活で貯金できるように生活を再組み立てすることが必要

理想的には、ボーナス無しの普段の給料で収支がマイナスにならないように支出を切り詰めることが必要です。しかし、実際には給与から税金や住宅ローンを引いた真水部分の1/4~1/3は返済金に取られていることになりますので、ボーナス無しでの収支をプラスにするのは至難の技です。

なので、毎月ヒヤヒヤしながら暮らすことになってしまいます。

あと2年すれば、返済金部分がなくなり、また子供の学費もなくなるはずなので、だいぶ楽になるはずですが、それまではスリリングな暮らしを続けていかなくてはいけません。

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