いままで、家族と一緒に生活していました。
ところが、事情により一人暮らしをしなくてはいけなくなりました。
債務生活者の一人暮らしは、気が付かないところで色々と大変です。
アパートを借りるのに四苦八苦
一人暮らしをするとなると、生活拠点を作らなくてはいけないのですが、歳の行った単身者でかつ債務整理者だと、借家を借りるのが大変です。
連帯保証人がいない
債務整理をするほど金銭にルーズな人間に対して、連帯保証をしてくれるような神対応をしてくれる人はなかなかいません。最後の砦となる親も、中年男子の親となると既にリタイヤしていることが多いです。連帯保証人は定収入がある人でないといけないことが多く、年金生活者は連帯保証人になれないみたいです。昨今、お年寄りの年金の方が若者の賃金より多い場合が多いし、資産もお年寄りの方が圧倒的に多いですけどね。制度がそうなっているのでやむをえません。
保証会社が保証してくれない
連帯保証人を立てられないとなると、保証会社を使う事になるのですが、業界大手の不動産保証会社はオリコ系かアプラス系となっています。両社ともCICやJICCの金融事故情報を参照することができます。ということは、債務整理者は、貸し家オーナーがこれらの大手保証会社を使った時点で保証を受けられなくなってしまいます。
解決法
解決法としては
- 連帯保証人不用の案件を探す
- 独立系保証会社が家賃保証をする案件を探す
という事になってしまいます。世の中にはCICやJICCを参照できない独立系の保証会社もあり、そのような会社が保証してくれれば、定収入のある会社員であればほぼ確実に保証を受けることが出来、一件落着になります。
今までで4-5件物件を見ていますが、そのうち3件は保証会社がオリコかアプラスでした。良い物件でこちらが乗り気になったときに、オリコとかアプラスとかの書類を出してくるとがっかりしてしまいます。
一部の不動産会社は自社保証を行っているところもあり、そのようなところだと、債務整理者であっても審査が通ると思います。
感覚的には、1/3ぐらいに絞られてしまいますので、債務整理中は贅沢なところには住めないです。
オークハウスは連帯保証人・保証会社不要
そんな中、シェアハウス最王手のオークハウスは保証人も保証会社も不要という事が分かりました。関東メインではありますが、シェアハウス形式、ソーシャルレジデンスという社員寮をリフォームした個室+水回り共用のハウス、一般のアパート形式と場所を選ばなければバリエーション豊かです。
更に下のバナーから会員登録すると初期費用が5000円割引になります。色々と、私達のようなワケありの人に優しい会社です。
ETCカードが使えない
これは元々知っていたのですが、妻の家族カードとしてETCカードを無理やり作ってもらって使っていました。これが使えなくなると、地味に不便です。最近はETCのみのスマートICも増えていますが、こういうところが使えないのが辛い。そして、首都高を現金で走るとすごい割高感があります。
一部のサービスはデビットカードでは使えない
クレジットカードでないと使えないサービスはいくつかあります。
インターネット
一部のインターネット事業者は、クレジット決済のみ可能でデビットカードの代用が効きません。例えばSunnetなんかはクレジットカードオンリーです。
レンタカー
引っ越しの時にタイムズのカーシェアを使おうと思ったのですが、ここもクレジットカードオンリーでした。大手のレンタカーやニコニコレンタカーは現金やデビットカードでも大丈夫です。
格安携帯
携帯電話も大手キャリアは銀行振り込みや請求書払いでの決済が可能ですが、格安携帯会社はクレジットカードがないと契約できないところが多いです。
以下の格安携帯会社はデビットカードないし銀行振り込みでの決済可能なようです。
- OCNモバイル
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- DTI SIM
- トーンモバイル(ツタヤ)
他にもあるようですが、今把握しているのはこれらの事業会社です。
上記事業会社でも端末代金の分割払いは出来ません。端末を変えるときには一括購入一択です。iPhoneのような10万円越えの高級端末はとてもではないですが持てません。でも最近はシャープやASUSが安くて良い端末を出していますので、普通に使うなら2-3万円の端末で十分だと思っています。
家族の力を使えないのって辛い
結局、今迄は家族の力を使って、家族カードを使わせてもらったりしたからこそ、あんまり不便を感じずに生活できていたのだなと思いました。
今は地味に生活が不便です。
その他の記事